私は平成26年の8月頃に、左目の方に何か飛んで見える症状が気になり始め、職場の近くの眼科をインターネットで調べて伺ったのが来院のきっかけです。右目は生まれつきほとんど視力が出ないので小さい頃には眼科にかかっていた事もありましたが、その後は眼科にかかることはなく、久しぶりに眼科を受診しました。その日の診察の結果では、左目の方に何か飛んで見える症状は生理的な飛蚊症といい、病的な症状ではないと分かりました。しかしその日診察をしてくださった先生から、目の奥に今回の症状とは別の病気のサインがあるとの事で、当日OCTという機械で検査を行いました。その検査結果では、緑内障の可能性があるので別の詳しい検査を受けに後日院長の診察を受診するよう勧められました。そして指示通り、後日院長先生の診察を受け、散瞳検査や視野の検査等を行った結果から、やはり緑内障は間違いないので、治療の準備を進めましょうとの事でした。病気が見つかり落ち込む方もいるそうですが、私は大事な左目に早く病気が見つかって良かったという気持ちです。

その後も経過観察中に網膜剥離という病気を見つけて下さったり、結膜の裏に結石というものがでてきて痛くなったのを処置して頂いたりしました。緑内障の検査は初めて受ける検査ばかりでしたが、院長先生は私に検査結果を見せてくださりながら分かりやすく説明してくださいますし、ここには最新の機械も揃っています。先日、治療の準備が終了し、今は点眼治療をスタートして経過観察中です。

私の右目はほとんど見えないので、この左目が頼りです。その左目にいくつも病気があって、この先このまま一生無事に過ごせるのかととても心細くなるときもあります。ここは待ち時間は長いですが、その分自分の病気も他の患者さんの病気もしっかり管理して下っているという安心感もありますし、私は今後もこちらでお世話になろうと思っています。