初めての受診でも緊張なさる必要はございません。お気軽にご相談ください。
レーザー治療には主に2種類あり、PHC(網膜光凝固術)とLI(虹彩光凝固術)があります。その他まれなものとしてはLTP(隅角光凝固術)もあります。
その後網膜剥離やその前駆状態でPHCレーザー治療を必要とする患者さんが当院を求めて急増し、平成30年度は307件まで増加しました。
人は物を見るとき、網膜という眼の奥にある薄い膜に像を作り、信号が脳に伝えられ「見える」と認識されます。網膜はカメラに例えるとフィルムのような役割をしています。
PHCが必要な患者様とは、この網膜に何かしらの理由で穴(裂孔)が開いてしまった方、糖尿病や血管の閉塞によって網膜の血液循環が悪くなり、極端な酸素不足による網膜症を発症している方などです。
PHCは、出来てしまった網膜の穴が今以上に広がらないようにするためや、酸素不足によってさらに重篤な病気になるのを防ぐための予防のレーザー手術です。
(このような症状で発見されることもありますが、無症状のことも多いです)
眼の中には血液の代わりに栄養を運ぶ、房水という液体が流れています。この房水の圧力によって眼の形状は保たれていて、この圧力のことを眼圧といいます。
この房水の出口が狭かったり、詰まってしまったりすると眼圧が上がってしまう可能性があります。(この病気を“閉塞隅角緑内障”といいます)
一般的に緑内障は自覚症状がほとんどなく、知らないうちに病気が進行していくのですがこの“閉塞隅角緑内障”の方は急激に眼圧が上昇し、眼の痛みや頭痛、吐き気などの症状を起こす可能性があります。
この発作を起こさないようにするために、目の虹彩というところにレーザーをあてて房水のトンネルを作ってあげる手術があります。これがLIです。
レーザー手術は保険適用の手術で、3割の負担の方で片眼
1割負担の方は、更に1/3の額になります。
また、レーザー治療の他に、検査、診察料がかかります。
尚、カードのご利用ができませんので、当日は現金をお持ち下さい。
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(ただしグーグルの広告が上部に表示されます)