「網膜剥離」ってボクサーがなる病気でしょ?なんて思っていませんか?
格闘技や眼球打撲が原因でおこる網膜剥離は全体のほんの一部に過ぎず、大部分は身に覚えのない普通の人に起こります。
年齢も性別もほとんど関係なく誰にでも起こる病気であると言うことを知って下さい。
●網膜剥離とは?
眼球の内側にある網膜の一部に小さな裂け目(裂孔)が生じる疾患で、その裂け目から網膜が内側に向かって剥がれてしまい、この状態を放置すると網膜の機能が徐々に失われ、網膜の中心部の黄斑部分まで剥がれた場合には失明に至ることもあるものです。
飛蚊症(ゴミや虫のような物が飛んでいるように見える症状)や光視症(視野の端の方に光がチラチラする症状)という前兆以外、その多くは自覚症状に乏しいことから、適切な受診のタイミングを逸してしまいがちです。視野欠損や急激な視力低下を自覚する段階になっては、網膜剥離が中心部にまで進んでいるので、飛蚊症・光視症などのごくわずかな異常の段階での眼底検査が大切です。
【黒いものが見えはじめたら】すぐに当院へお越しください。
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